●アートアクアリウム日本橋に金魚と光のコラボを見てきた。
この日は銀座で用事を済ませ銀座から日本橋コレド室町1まで歩いて目指すことに。
土曜日の夕方頃でもアンテナショップやデパートもあるからいつもこの日本橋界隈はたくさんの人達で賑わいます。
ジメ~っとした蒸し暑い通りを歩き時刻と温度の表示に目を向けると17時前でも33℃。
夕方でも30℃を下回らないなんて・・・暑い日だからこそアートアクアリウムへの期待が高まります。
●アートアクアリウム日本橋の場所は?
アートアクアリウム日本橋は日本橋三井ホール(日本橋コレド室町1の中)です。
東京メトロ銀座線の三越前駅A6出口から直結なので三越前駅からだと地上に出なくてもそのまま日本橋コレド室町1に行く事が出来るので便利ですね。
*注)アートアクアリウム日本橋という名前ですが日本橋駅よりも三越前駅の方が断然近いです。(駅直結なので)
もちろん日本橋駅からでも行ける距離です。
●アートアクアリウム日本橋の混雑は?
日本橋コレド室町1に到着。そのままエスカレーターで4Fへ上がろうとするとアートアクアリウムの入場規制のアナウンスがあり地下1Fで待つことに・・・東京メトロ銀座線の三越前駅から直結なのですぐ近くに改札がありたくさんの人達が地下の通りを行き交ってます。
この日は土曜日だったこともあり17時前に到着した時点でも15分待ち。
並ぶのが苦手な方は事前にアクアリウムのチケットを購入した方が良いかもしれません。
スタッフの方が通行の邪魔にならないように並んで下さい!!と叫んでました。(もう少し言い方を考えた方が良いような・・・)
10分くらい待ちスタッフの方がお客さんに声をかけていたのでやっと上へ上がれる。っと思ったら私の目の前の人までで区切らてショック!!そのあと5分くらい待ちやっとの思いでエスカレーターを使ってアートアクアリウム会場の4Fまで目指すことに。
*アートアクアリウム日本橋は日本橋三井ホール(日本橋コレド室町1の4F(エントランス))です。
●アートアクアリウム日本橋のチケット購入方法は?
アートアクアリウム会場へ着くと事前購入でチケットを持っている人と当日チケット購入の人の場合で列が分かれおり私はチケットを持っていないので当日券購入の列に並びます。当日券購入の場合は列に並びその場で入場料を支払いチケットとアートアクアリムのパンフレットを受け取ります。
(*WEBページ抜粋)
入場料(税込み) | 当日券:一般(中学生以上) 1,000円/子ども(4歳以上 小学生以下) 600円/3歳以下 無料 ※小学生以下は、保護者要同伴 事前にチケットを購入の場合:セブンチケットおよび 全国のセブン-イレブン店頭マルチコピー機にて販売 |
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●アートアクアリウム日本橋の開催期間は?
(*WEBページ抜粋)
会 期 | 2018年7月6日(金)-9月24日(月・祝)/会期中無休 |
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開催時間 | 日-金曜日 11:00-22:30(最終入場:22:00) 土・祝前日 11:00-23:30(最終入場:23:00) |
*アートアクアリウム:11:00-19:00
*ナイトアクアリウム:19:00-上記各曜日に準ずる
●アートアクアリウム日本橋の注意事項は?
(*WEBページ抜粋)
※作品は写真撮影可能ですが、フラッシュ・三脚・一脚・自撮り棒などの使用および、動画撮影はご遠慮ください。
※会場内は作品の演出上、照明をおとして暗くなっており、段差がございます。
車椅子での走行が困難な箇所が一部ございます。そのため、作品を近くでご覧になれない場合があります。あらかじめご了承ください。
※ナイトアクアリウム(19:00以降)からは、ドリンクを楽しみながら展示をご鑑賞いただけます。
飲み物のご注文は、任意です。(別料金・アルコール販売有り)会場外からの飲食物の持ち込みはできません。
※ナイトアクアリウム転換時は、入場料金の変動・入れ替えはありません。
※毎土曜・祝前日のナイトアクアリウム・21:00以降は、DJプレイを実施いたします。
※22:00以降は、未成年の入場不可。
※混雑時は、入場制限を行う場合があります。あらかじめご了承ください。
●アートアクアリウム日本橋の様子は?
いよいよアートアクアリウムの会場へ。暗闇のなか頭上が光っていてキレイ。うす暗くてキレイものを見ると何だかドキドキ。すでにアートが始まってます。通路を歩き前の人に続いて進むと・・・
頭上の照明がキレイな色だな~と思ったら何やら動いている物体が・・・
本物の金魚がすいすい泳いでます。ピンク色の照明に金魚がふわりと浮かんで見えて美しい。今までこんな風に金魚を見たことがないから不思議。どうやって作っているのだろう。
この後照明がピンク色から紫色にじわ~っと変化。艶っぽい!?金魚にも見えます。
今度は照明が青色から水色に変化。ブラックライトのような色合いに金魚も青く見えます。涼しげな色合い。金魚は色の変化は感じているのだろうか・・・
今後は無色透明に変化。放射状の模様が万華鏡のように見えて金魚の美しさがより際立ちアートです。それぞれ模様が異なる金魚が鮮明に見えるからしばらく観察していたい気分。
個人的にはこの透明色が金魚も映えるので一番好きかも。
そしてまた徐々に透明色から青色に変化。一定の間隔で色の変化があり通路からしばらく離れられない気持ちですが、先に進みます。照明の色によって金魚がこんなにも違う見え方になるのですね。
会場内に足を踏み入れるとうす暗い照明の中でもたくさんのお客さんが奥の方まで賑わっているのがわかります。ひとまず入ってすぐ目の前にある丸い水槽を見ることに・・・
底にに沿って置かれているビー玉が照明にあたりキラキラと輝きまるで錦鯉が夜空に泳いでいるようにも見えて涼しげ。
しばらく水槽を見ているとオレンジ色の模様が輝く金魚と目が合いました。(たぶん)透き通った水と青みのある照明のの中で泳いでいるせいかよりこのオレンジ色が引き立って見えます。この中にいる錦鯉はどれも大きくて約40cm~45cmくらいはありそう。
続いてこちらの地球をイメージした直径1.5mの大きな水槽に赤×白模様の錦鯉が上の方に多く泳いでます。青白い照明に金魚の模様が浮かんで見えてキレイ。この水槽がゆっくりと時間をかけて360℃回っていて照明の色も変化するので見る角度によって楽しめて良いですね。また少量の水が球体の上から下に流れていて見た目にも涼しげ。球体を囲むように下には四角の水槽がありそこにも錦鯉がすいすい泳いでます。
照明の色が赤色っぽく変化。会場全体が薄暗いこともあり錦鯉がより幻想的に見えます。
今度はピンク色に変化。目の錯覚でしょうか?錦鯉の模様が赤色ではなくオレンジ色に浮かび上がって見えます。
続いてこちらの水槽は手毬をモチーフとして伝統工芸である伊賀組紐とアクアリウムが融合した作品だそうです。手毬の網目模様と金魚が交わると美しい。
ここは明るい照明の為黄金色の金魚が泳いでいる姿がよりクリアーに見えます。黄金色の金魚が球体に写しだされると光の反射で輝きが増してよりキレイ。これだけ透明だとたくさんのお客さんクッキリ見えて金魚がビックリしていないかちょっと心配。
水槽を下から見ると底にキラキラと輝く丸い玉が。ライトアップされたビー玉がより色が鮮やか。約15cmくらいの金魚たちですが下から見ると迫力があります。金魚と日本ならではの手毬のコラボにアートを感じます。水の揺らめきに金魚、手毬の網目模様の裏側が見えるのも斬新でアートアクアリウムの良さを感じます。
続いて星の頭のようなオブジェのゾーンに来るとたくさんの金魚が所狭しと泳いでます。
まるで金魚が大運動会の演目の踊りを演技しているようにも見えます。よ~く見ると黒い金魚が2匹。絶妙な色のバランスにアートを感じます。
照明が上からと下からの両方あたっていてぼんやりと金魚が浮き上がって見えてキレイ。
こちらも照明によって金魚がの変化を楽しめます。
このオブジェ少し離れて見ると上から水が滴り落ち金魚が悠然と泳いでいる幻想的な雰囲気を演出しているのでしょうか。実際には水は流れていませんがオブジェの周りを囲んでいる透明の細長いアクリルの棒!?が照明にあたると水が流れ落ちる姿にも見えます。その水が溜まりとカラフルなビー玉へと変化みたいな。これもアートですね。
照明の色がやや緑がかると金魚の色味が引き立って見えキレイ。さきほどカラフルに見えていたビー玉が今度は色味が抑えられ落ち着いた色のトーンへと変化。
ここからの角度だと右奥の水槽の金魚も見えてちょっと贅沢な気分。
今度は赤い照明に変化。足元にもオブジェとは別の水槽に金魚が泳いでいて赤い照明だと金魚とオブジェが一体化しているようにも見えるので一瞬、照明によって金魚が演出してくれている錯覚に陥りました。まさに金魚アートアクアリウムの良さですね。
続いて4段に積み上げられた三角の水槽のゾーンに来ると全体的に赤味のある照明と上の水槽が若干青く照らされ金魚の色味が白っぽく見えて幻想的。目の前のカップルの女性の方が浴衣を着ていて日本の夏を感じられ金魚とマッチして良かったですよ。こちらも照明の色の変化がありしばらく眺めているとまた違った雰囲気の金魚がが楽しめます。近くで金魚をじっくり眺められるせいかギャラリーが多すぎたので別ゾーンへと移りました。
続いてこちらのゾーンでは江戸切子の模様が美しい器が3つ並び金魚が泳いでます。色味を多く使わなくても模様を変えることによりこれだけ存在感のある美が表現される江戸時代から伝わる伝統工芸の江戸切子ってすごいですね。器の周りに写しだされた影もまた綺麗。器の下部分はアクリルで江戸切子を模している制作されているそう。ちなみにその下部分にも金魚が泳いでいます。(横から除くとわかります。)キリコリウムと金魚のアートに日本の伝統工芸の技術が一段と美しさが際立ちますね。
器を覗き込むと大きさの異なる金魚たちが泳いでいます。気になって種類を調べてみると水泡眼(スイホウガン)という種類のようです。風船のように目元がぷくぅ~と膨れた袋とぽっちゃり体型が可愛いくて癒されます。まるで3兄弟の金魚による江戸切子とのアートを演出しているよう。
水玉模様のお皿に金魚がいる姿ってカワイイ。オレンジ色と白色の水泡眼は大人1匹+子供5匹の6名様家族の金魚にも見えます。黄色のビー玉が照明に反射して太陽のキラキラ感を演出しているように見え真夏の昼下がりに家族でお出かけしているイメージかな。
ふと視線を上に向けると・・・
なんと江戸切子のグラスが壁にディスプレイされて綺麗~!!一瞬金魚を見に来たことを忘れてしまったくらい。
まるでステンドグラスのようにあたりを明るく照らし出していて幻想的。均一に並べられ模様の美しさを見ていとる涼しげで癒されます。金魚がいなくともこれも立派なアートですね。このグラスひとつ欲しいなぁ。
壁に江戸切子と昔の着物にありそうな和柄模様が描かれてます。模様が特徴的な江戸切子のグラスが三角模様に飾られの照明の光が反射して涼しげに見えここでも日本の夏のアートを感じます。和柄の上に金魚が泳ぐ映像も見たい気もするが・・・。
続いては入口近くにあり常にたくさんのお客さんで賑わって人だかりが出来ていていた大屏風は幅約5.4mもあり日本の美術史の移り変わりをプロジェクトマッピングによる動く屏風絵を金魚と合わせ表現しているそう。照明の色によって変化が楽しめ金魚と光の調和をしばらく見ていても飽きないです。鏡屏風が写し出された水面にも水槽があり金魚が泳いでます。
青い光のグラデーションに映し出されると金魚からふわっと浮き上がり夜へと少しずつ変化しているように見えて美しい。金魚が涼感が演出しているよう。
薄紫色へと変化する様は夜中を演出しているように見えて幻想的な雰囲気がグッと増します。まるで金魚に幻想的な世界へ誘われているよう。
会場内を見渡すと家紋のようなものが壁に大きく描かれていてよく見ると金魚が逆さまに描かれてます。尾っぽが扇状のせいか扇子にも見えてライトアップされた光の川が金魚の上を右から左へとゆったりと流れているようにも見えます。金魚の家紋も日本の和のアートを感じます。
屏風のディスプレイされたゾーンが気になり別角度から今度はしゃがんで撮ってみました。
下から写すと下の金魚たちと屏風の中の金魚たちの両方がよく見えて贅沢な雰囲気。どこからみてもやっぱりこの屏風はキレイ。
続いて奥へ仕切られたゾーンへ向かうと金魚が左右の壁と中央に飾られここもたくさんのお客さんで賑わってます。陶器の金魚鉢に入った美しい金魚はどこか優雅な雰囲気を演出しているようにも見えます。
白い金魚鉢に透明感のある色白の金魚たちが何やら仲良く目を合わせ会話しているよう。透明感ある出で立ちは美白について相談している女子力高めの金魚にも見えます。
ぽっちゃり体型で可愛いらしいのに清涼感ある雰囲気の金魚。
こちらはぷっくり姿が可愛い金魚。種類はピンポンボールと言うそうです。
右上のチビっこ金魚たちが向かい合っていてこれまたカワイイ。
ここのゾーンも照明の変化があり金魚がまた違った雰囲気を間近で観察できます。
出口付近にある生きた金魚の動きと映像を融合された掛け軸のアートアクアリウム。ヒトデや伊勢海老、亀、など海の生き物たちがディスプレイされまるで竜宮城の中を金魚が浮遊しているみたい。中央の掛け軸が朝・夕方・夜のような1日を演出しているような照明に変化するので海の雰囲気を通して掛け軸の金魚を楽しめます。
掛け軸の前に飾られた日本刀は800年の伝統を現代に受け継ぐ奈良県指定無形文化財の月山貞利(がっさんさだとし)氏とアートアクアリウムアーティストの木村英智氏とのコラボレーションにより誕生した日本刀だそうです。青白い光に浮き上がって見える日本刀は美しくも切れ味が良さそうで私には少々怖く感じました。日本刀だけでも十分美しいですが、海の生き物と屏風の中の金魚と合わさると海底に沈んだ輝きを失わない日本刀を演出したアートにも見えます。
こちらも出口付近にあるキューブ型の水槽。青白い光と優雅に泳ぐ金魚の鮮やかさが見ていると癒されます。水槽の大きさと金魚数が絶妙なバランス。
しばらく水槽を眺めていると1匹の金魚と目が合いました。“また来いよ”って言われているような・・・。(たぶん)
アートアクアリウムの中にいると時間を忘れて優雅に泳ぐ金魚と錦鯉が光と映像や装飾により異なった色や角度で見ることができ存分にアートを感じながら涼と癒しも満喫できましたよ。それに江戸切子の美しい日本の伝統工芸も同時に見れるところも良かったです。現実世界に戻ると約2時間以上経過してました。