ホーム>気になること>東洋文庫ミュージアムで映画のワンシーン!?
●東洋文庫ミュージアムで映画のような幻想的空間を見てきた。
ネットに投稿されていた映画のワンシーンのような幻想的空間を醸し出していた場所が気になり休日を利用して東洋文庫ミュージアムまで足を運んできました。
●東洋文庫ミュージアムまでのアクセスは?
JR駒込駅南口を出て本郷通り沿いを真っ直ぐ歩き十字路につきあたりのを右に曲がり不忍通り沿いを95m進んだところにあります。道の途中で東洋文庫(ミュージアム)の行き先案内が出てました。
JR駒込駅南口から徒歩約8分くらいで到着。天井が高くて立派な建物です。入口の柱に大きな文字でMUSEUMの文字が遠目からでもインパクトがありかなり目立つのでわかりやすかったです。左側の壁にもTOYO BUNKOの文字が描かれています。
●東洋文庫ミュージアムの外観の壁
早速中へ入ろうとしたところ外壁が刻印のようにが美しくてついつい立ち止まり観察。一定の間隔でこの模様があり草花がモチーフでしょうか?こんな綺麗なコンクリートの壁は見たことがないです。さすがミュージアムの壁。アートですね。
●東洋文庫ミュージアムの中へ入ると・・・
早速中へ入ると目の前に案内表示があり右側3三段目に書いてある(東洋文庫)ミュージアムは右矢印⇒の表示、そのまま進むと物販スペースがありレジがあるところで係りの方に入館料を払います。
面白いことに入館料の代わりとなるものが紙のチケットではなくなんとシール!!
2匹のカンガルーのデザインが可愛い・・・真ん中の文字は東洋文庫ミュージアムの“東”が描かれているのでしょうか。そのシールを衣服の見える位置につけ奥へと進みます。
まず右手の扉を開けると・・・・
庭園へと続くまっすぐな石畳が目の前に・・・思わず息を呑む美しさ。
緑の隙間から太陽の木漏れ日が入り幻想的な和の雰囲気と時折風が緑の隙間からふんわりと吹き込み清涼感を誘います。
庭園付近の石畳の余韻を残しつつ、1Fの展示フロアーに入ります。
入って左手に飾られていた大きな石を見てみると・・・
石貨と書いてあります。昔これがお金として使われていたそう。この大きさで支払いって想像が全く出来ない。ある意味お金の重みがひしひしと伝わります。今まで知らなかった情報を展示品を通して知るとミュージアムに来ている実感が湧きますね。
1Fの奥から入口付近を写した状態。両サイドに展示品が飾られてます。真ん中にはソファーが置かれているので休憩しながらゆっくり鑑賞できますね。
2Fは右手に見える階段で上がります。
●そこには静寂に包まれた幻想的な空間が・・・
続いて階段で2Fへ上がるとごくわずかな照明と静寂に包まれた幻想的な空間が目の前に広がります。これが私が見たかった場所です!!図書館にいる時のような独特な香りに包まれ天井近くまである本棚に何冊あるかわからない程目の前に大量の本が視界を独占。一瞬時空が止まったような世界に突如迷い込み映画のワンシーンに入り込んだ気分。例えるならハリー○ッターに出てきそうだ。
この本棚全体を見渡せるようソファーが並べられこの独特な空間にいると心が穏やかな気持ちになります。都会でこの静寂を味わうとことができるのは贅沢な気分。
うす暗い中にライトアップされ展示されていた一部ですが色合いが綺麗に描かれた鳥について書かれた本のようです。よ~く見ると1羽ごとに色合いと体の向きが異なり躍動感があります。
ライトアップされていた本は鮮やかな鳥が描かれてました。どんな内容が書かれているのかが気になのでページをめくって読んでみたい。
父島にパイナップルが1830年に上陸された時について描かれ展示されています。
パイナップルってそんなに昔からあるって知らなかった・・・。
あっという間に2Fの展示スペースを見終わると階段で1Fへ降ります。木目の階段は暖かみがあって素敵ですね。この2Fから1Fを見渡せる空間も東洋文庫ミュージアムの良いところですね。
帰り際1Fの展示スペースに記念の判子が押せる場所があったのでたまたま持っていた白い紙に押しました。龍の頭の上に人らしき人物が何かを持っている?左側には東洋文庫の文字が刻印されてます。何か縁起が良さそう。
博物館や美術館は堅苦しく近寄りがたいイメージでしたが東洋文庫ミュージアムでは映画のワンシーンのような幻想的空間や緑が美しいな和の空間に癒しを感じ、昔使われていたお金を見る事もできアートに触れた1日となりました。
今度は庭園をゆっくり眺めながらランチだけでも訪れてみたいです。
東洋文庫ミュージアムの帰りに近くの六義園に訪れるのも良いかもしれませんね。